広島転職Q&A

25歳 男性 営業

第二新卒にあたるのですが、対象となる求人はありますか?

新卒で入社して3年目になりますが、このところ今の仕事は自分には合わないんじゃないかと感じていて、この先将来もこの会社で働いていくことがイメージできなくなっています。
社会人経験が薄い自分が誇れるスキルもないのですが、第二新卒が対象となる求人はなるのでしょうか?

キャリアコンサルタント

結論から申し上げますと、第二新卒の方が対象となる求人はございます。

あるアンケートによると、対象企業全体の40%以上が第二新卒を採用したことがあると回答しています。

厚生労働省の公表資料によると、2010年以降の3年以内離職率は、新規大卒就職者の場合は約30%、新規高卒就職者の場合は約40%の状態が続いていて、現在の日本において、新卒で入社した会社を3年以内に辞めるというのは珍しいことではありません。
企業側もその実態を把握していて、採用対象として、即戦力であるミドル層だけでなく、第二新卒もターゲットとしている企業も少なくありません。

では、企業が第二新卒の採用に積極的な理由は何でしょうか。

企業が第二新卒のどこに魅力を感じているのかを把握した上で転職を検討し活動を進めましょう。

■新卒より社会人としての基礎知識が身についている
新卒の場合、入社時は右も左も分からない社会人初心者ですが、第二新卒の場合は、就業経験があるため、一般常識・言葉遣い・礼儀など一般的なビジネスマナーが身についているため、教育する必要がありません。

■新しい会社に馴染みやすい
長年同じ会社で就業してると、仕事に対する考え方や進め方などへの考えが固まりがちになります。柔軟性がなければ、新しい会社の風土になじめず、思うように成果が上がらなかったり、周囲と馴染めなかったりすることも考えられます。
第二新卒はまだ20代と若く柔軟性があると考えられ、入社後もスムーズに馴染むことができると期待されています。

■ポテンシャルが高く将来性がある
会社が即戦力を求めている場合、実務経験やスキルを重視して採用活動を行いますが、第二新卒を対象とした採用の場合、人材育成をする事を前提として募集するためポテンシャルを重視します。第二新卒は、学校を卒業してから日が浅く、新卒と同程度の将来性があるとみなされます。

■新卒とは違い社会の厳しさを理解している
一度新卒で入社した先での苦労や挫折を味わっているからこそ、新卒の学生とは違い、社会の厳しさや難しさを理解しているとみなされます。

如何でしたでしょうか。
初めての転職で不安を感じる中、採用側がどのような点を魅力に感じて、第二新卒を対象とした採用活動を実施しているかを理解した上で転職活動を実施することはとても大切です。

上記を踏まえた上で、当社では第二新卒の方を対象とし、応募書類添削・面接対策・筆記試験対策などの転職サポートを実施しております。

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