離職後１０ヶ月間のブランク期間があります。失業期間中は失業保険をもらいながら、資格取得を目指して勉強してきましたが、残念ながら合格をすることができませんでした。勉強は続けていくつもりですが、就職をしなければなりません。10ヶ月の失業期間は、就職活動に不利になると聞きます。ブランクがあるなか就職活動をしていく上で、注意する点はどのようなことがあるでしょうか。
失業期間が長い人に対して、企業が心配するのは「働く意欲」があるのか、あるいは薄れているのではないかということです。ブランク期間中に、何もしていない場合は論外ですが、ご相談者の場合は資格取得の勉強されていたとのこと。
その場合には、次のステップのための準備として資格取得を目指していたことをアピールしてください。そして、なぜその資格を選んだのか、さらには勉強することで何を得たのかをきちっと説明ができるようにしておきましょう。
ブランクがある場合、通常採用企業は、能力が衰えていないかを心配します。その心配を払拭することが重要です。これは、どのような職種に応募するかにも関わってきますが、ポイントは、前職の延長線上の職種であることが重要です。また、資格取得も前職のキャリアアップにつながる資格である必要性があります。
ブランク期間が長い場合には、キャリアチェンジは非常に困難になりますので、同職種への転職が良いと思います。
企業は日々変化しています。ブランク期間中にも企業は変化しています。ブランク期間の長さにもよりますが、特に年単位の場合注意が必要です。環境が変わっている場合があるからです。業務オペレーションや、営業の仕方など、年単位で変化しています。その変化へ対応できることをアピールすることが重要です。
まずは、入社しても勉強し続ける気持ちをアピールすることと、前職での柔軟性や謙虚さをアピールすることがポイントになります。
