転職ノウハウコラム

転職エージェントが解説!上手な転職エージェントの使い方 ~その①~ 転職エージェントとは?

転職エージェントとは?

転職エージェントは、「人材紹介会社」とも呼ばれており、採用を検討している企業と転職を考えている求職者を繋ぎ、転職を支援するサービスを提供しています。

職業紹介事業者は、厚生労働省が定めている要件を満たし、許可を受けなければ事業を始めることはできません。

転職エージェント会社に登録すると、求職者一人ひとりにキャリアアドバイザーをつける場合が多く、求人の紹介だけでなく、転職活動の相談相手として不安や疑問にアドバイスをしてくれるのも大きな特徴です。

転職活動では、現職の関係者はもちろん、家族や友人など誰に相談すればいいかわからないと思い悩む場合もあります。
そんなとき、プロの相談相手がいることで、よりスムーズに転職活動を進めることができます。

転職エージェントと求人サイトとの違い

転職エージェントと求人サイトの大きな違いは、応募から内定に至るまでの採用企業とのやり取りを、転職エージェントが代行してくれるという点です。

また、転職の専門家として、応募書類や面接へのアドバイスを行う点も、転職エージェントならではの特徴です。
ただし、転職エージェントによってはサービス期間を設けていることがあります。

一方、求人サイトにはサービスの制限がなく、マイペースに進めることができる反面、自分の力で転職先を見つけ、内定を獲得しなければなりません。

求人サイトと転職エージェントでは、掲載または保有している求人のラインナップが異なります。
それぞれのメリット・デメリットを考慮しながら、うまく使っていくことが転職成功のコツと言えるでしょう。

転職エージェントの種類

転職エージェントの種類は、大きく分けて3つあります。また、転職エージェントによっては、業界や職種に特化している企業もあります。

登録型

求職者があらかじめ転職エージェントに登録を行い、登録された情報を元に、転職エージェントが保有している求人の中から、キャリアや希望条件に合わせて求人を紹介します。
転職が決定した時に採用企業から転職エージェントへ報酬が発生するため、一般的に求職者は無料で利用することができます。

サーチ型

企業が求めている人材要件に合致した経験・スキルを持つ人をヘッドハンターが探し出し、声を掛けるスタイルです。
経営層やマネジメントクラス、スペシャリストなど、希少な採用で活用されるケースが多いようです。
登録型同様に、求職者側に費用がかかることはありません。

アウトプレースメント型

企業が人員削減を行う際に、退職希望者の再就職に向けた支援を転職エージェントが行うスタイルです。
登録型・サーチ型と異なり、退職希望者を募った企業が報酬を支払うビジネスモデルですが、求職者側に費用がかかることはありません。
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