転職ノウハウコラム

■職務要約

大学卒業後、〇〇〇〇株式会社に入社し、カスタマーサポート職として在籍。問い合わせ対応やクレーム処理、FAQ・マニュアルの整備、業務フロー改善など幅広く従事しました。
お客様の声を丁寧にくみ取り、迅速かつ的確な対応を行うことで顧客満足度の向上に貢献。
社内ではサポート部門と他部門との橋渡し役を担い、改善提案やオペレーション効率化を推進しました。
現在はリーダーとして後進育成やナレッジ共有にも注力しています。

■職務経歴

在籍企業:〇〇〇〇 株式会社
在籍期間:20××年4月~現在(×年×ヶ月在籍)
雇用形態:正社員
資本金 :××万円
売上高 :×億××××万円
従業員数:〇〇名

<業務内容>
・電話・メール・チャットによる顧客対応(1日平均〇件対応)
・クレーム対応および原因分析、改善策の提案・実施
・顧客向けFAQ・マニュアルの作成・更新
・サポート業務の標準化・効率化(応答率○%向上、対応時間△%削減など)
・製品・サービス改善のためのフィードバック収集と関係部署への共有
・チームメンバー育成(新人研修、OJT指導、スクリプト作成)

<主な実績>
・顧客満足度アンケートで前年比○ポイント改善
・クレーム再発率を△%削減
・チャットサポート導入プロジェクトに参画し、応答スピードを○%向上

■資格・PCスキル

資格:日商簿記○級、MOS(Excel/Word)、CS検定○級など
PCスキル:Excel(関数・ピボット・データ分析)、Word、PowerPoint

■自己PR

1.迅速かつ的確な顧客対応

私は日々の問い合わせ対応において「初期対応のスピード」と「問題解決の正確性」を意識してきました。
例えば、チャットサポート導入プロジェクトでは、応答までの平均時間を従来の約5分から2分以内に短縮。
さらに、FAQの改善やテンプレート回答の整備により、一次回答で解決できる割合を60%から80%へ向上させました。
これにより顧客満足度調査で「迅速さ」の評価が前年比+15ポイント改善しました。

2.業務改善・仕組み化の推進

単に対応を繰り返すだけでなく、「同じ課題を再発させない仕組みづくり」を徹底してきました。
具体的には、クレーム内容を月次で分析し、発生原因を他部門にフィードバックする仕組みを構築。
その結果、同一内容のクレーム件数を半年で30%削減しました。
加えて、ナレッジベースの整備や業務フローの標準化に取り組み、対応品質を個人依存から組織的対応へ移行することに成功しました。

3.人材育成

私は新人研修を担当し、顧客応対の基本姿勢やクレーム時の対処フローをOJT形式で指導しました。
また、メンバーが共通で参照できる「対応事例集」を作成し、属人的だったノウハウを共有化。
これにより、チーム全体のサポート品質の底上げができ、結果的に部門全体の稼働効率が向上しました。

■書き方のポイント

1.「経験の幅」と「成果」の両方を示す

カスタマーサポートは「問い合わせ対応」だけに留まらず、クレーム処理、FAQ・マニュアル作成、業務改善、チーム育成など多岐にわたります。
単純な対応件数だけでなく、「対応範囲の広さ」と「具体的な成果(例:満足度向上、工数削減率、再発防止率など)」を数値や改善指標で書くことで、採用担当者に貢献度を伝えられます。

2.顧客対応力を「再現性あるスキル」として表現する

「丁寧に対応できます」では抽象的すぎます。
たとえば「一次回答で解決率を20%改善」「チャット対応の応答時間を半減」といった行動と結果の因果関係を明示すると、採用企業が「入社後も同じ成果を期待できる」と判断しやすくなります。

3.裏方的な業務改善やチーム貢献も評価される

サポート部門は「直接売上に結びつかない」と思われがちですが、業務効率化・ナレッジ共有・新人教育などはコスト削減や顧客体験の質向上に直結します。
こうした「見えにくい貢献」を具体的に書くことで、単なる対応担当者ではなく組織に価値をもたらす人材であることをアピールできます。

4.自己PRは「3つの軸」で整理すると効果的

採用担当者は短時間で多くの職務経歴書を見ます。
自己PRを「①顧客対応力、②業務改善力、③チーム貢献力」のようにポイントに整理して提示すると、あなたの強みが一目で伝わりやすく、面接での深掘りにもつながります。

まとめ

カスタマーサポート職の職務経歴書は、「ただ問い合わせを処理する人」ではなく、顧客満足度を高め、業務改善を進め、チーム全体に影響を与えられる人材であることを示すことが最大のポイントです。
共栄経営センターでは、20代や第二新卒などの若手の方を対象としたキャリア相談や転職支援も実施しております。
ご興味をお持ちの方はコチラまで↓
完全無料転職サポートエントリー
完全無料 転職サポートエントリー