転職のための広島生活情報

広島県経済の動向

概要

基調判断:緩やかな回復基調(8~10月)

輸出:横ばい圏内の動きとなっている(8~9月)→弱めの動きとなっている(10月)

生産:横ばい圏内の動きとなっている(8~10月)

設備投資:増加している(8~10月)

雇用・所得:全体として緩やかに改善している(8~9月)→緩やかに改善している(10月)

個人消費:緩やかな回復基調にある(8~10月)

住宅投資:弱めの動きとなっている(8~10月)

消費者物価:前年を上回っている(8~10月)

広島県経済の先行き

先行きの景気は、緩やかな回復が続くことが期待されるが、海外経済の動向や物価動向などが県内の経済金融情勢および回復のペースに与える影響を注視していく必要がある。

広島県内中小企業の動向(概要)

 受注増加等により売上や利益が上昇するなどの回復傾向が見られる業種もあるが、多くの業種では猛暑の影響が続く中、需要の停滞や仕入価格の上昇による収益性の悪化等の要因から、見通しに関して明るい兆しを見いだせない状況にある。
 自動車関連業種では、9月の国内自動車販売台数は前年同月比+0.3%と2ヶ月ぶりに増加。マツダ車は+14.0%と10ヶ月ぶりに増加した。
 また、木材業界では、9月の全国新設住宅着工戸数は68,548戸で前年同月比▲0.6%。県内の9月の着工戸数は1,457戸で、前年同月比▲11.5%となった。

広島県経済の景況感・景況感の変化(業種別)

8月→9月の景況変化

食料品:やや悪い→やや悪い

繊維・衣服:やや悪い→やや悪い

木材:やや悪い→普通

家具:やや悪い→やや悪い

印刷:やや好況→普通

化学:普通→普通

プラスチック製品:やや悪い→やや悪い

土石製品:悪い→悪い

鋼鉄(鋳物):普通→やや悪い

金属製品:普通→普通

一般機械器具:普通→普通

電気機械器具:やや悪い→普通

自動車部品:やや悪い→やや悪い

造船:普通→普通

建設:普通→普通

トラック輸送:普通→普通

内航海運:やや悪い→やや悪い

卸売:やや悪い→やや悪い

小売り::やや悪い→普通

情報サービス:普通→普通

前月(8月)から変化のあった主な業種

【木材】やや悪い→普通
前月や前年同月と比較して当月の売上・利益等は増加した。 
【福山木材協同組合】


【鉄鋼(鋳物)】普通→やや悪い
今年の猛暑の影響で、中小の製造業や建設業の生産性の低下が、納期遅れや収益減少にまで響いている様に思える。
【鞆鉄鋼協同組合連合会】


【小売】やや悪い→普通
当月は天候が良く客数・売上ともに安定していた。スーパーマーケットの週末売り出しによって施設全体の客数は順調に伸びており、前年以上の売上が確保できている。
【協同組合三次ショッピングセンタ-】
(引用:『令和6年11月15日 広島県経済の動向』 商工労働局公表)
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