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子育てをする中で勉強だけがすべてではなく、友達と過ごす中で人間的に成長できる場面はたくさんあると思います。
しかし、「中学校受験」によって広がる世界があることも事実だと考えています。
特に小学生のうちから勉強をするリズムを作っておくことは非常に重要で、今後の供の将来への選択肢がさらに広がっていくと思います。

そこで今回は中学校受験をさせることのメリット・デメリット。また、広島県の中学校受験専門塾についても調べてみましたのでご紹介いたします。

私立の学校には学校それぞれに「建学の精神」があり、それに基づいた“人間教育”を充実させようという強い意志があります。思春期の多感な時期において、私学の人間教育は人格形成に大きな影響を与えます。よって、親の教育観、価値観に合う学校や子どもの性格に合う学校を選ぶことで、より“その子らしく”成長ができます。

高校受験がないため受験勉強で分断されることなく、部活動や課外活動、さまざまな学習に6年間を通して取り組むことができます。人格形成の大事な時期に、じっくりと自分に向き合うことで、得意な分野を伸ばしたり、新しい自分を発見したりしながら、将来の生きる道を模索することができます。

私学では、その道のプロを講師として招く本格的な部活動、長期にわたる充実の海外研修、外部講師を招いて将来の職業を考えるキャリア教育、STEAM教育など多彩な学びの場が用意されています。また、探求型授業、ICT授業、英語のスピーキングを高める授業といったカリキュラムや、そういった最新型の授業を実現するための施設設備が充実しており、子どもが得意な分野をさらに伸ばせる環境があります。

私学では大学進学やその先のキャリアについて、生徒一人ひとりが叶えたい夢に向かい着実に力をつけていけるようなサポート体制が充実しています。
まず、ほとんどの私学では公立に比べると授業数を多くしています。放課後の補習など細やかな進学指導を行っている学校もあります。さらに先取り学習を行い、高校2、3年生では受験勉強に専念させる学校もあります。

近年の大手中学受験塾では、小学3年生の2月からカリキュラムをスタートさせていることもあり、小学校後半の3年間で受験の準備を行うことが一般的です。なぜ早くから対策をする必要があるのかというと、入試対策のための学習が広範囲に渡るからです。勉強量が多いため、友人と遊ぶ時間が少なくなり、習い事を削るなどの調整も必要となってきます。また、土日に塾や模試があるため家族の予定が立てづらく、受験中心の生活となります。
このように親子ともに負荷がかかる生活が続くと、気持ちに余裕がなくなり、親子関係が悪化してしまったという話もよく聞きます。
そうならないためにも、なんのための中学受験なのかを家族で話し合い、認識を合わせておくことがとても大切です。

塾の同級生などで同じ学校に入ることもありますが、基本的にクラスメイトの顔ぶれは一新されるため、1から人間関係を作る必要があります。
小学校からの持ち上がりが多い公立中学に行くことを考えると、最初の負担は大きくなります。思春期の6年間を一緒に過ごすことになる仲間たちということも考えると、お子さまの学校生活で大きなポイントになることがあります。

自宅近くに志望する学校があることはまれで、ほとんどのご家庭は通学に1時間程度かかる学校までを志望校として検討します。たとえば地元の公立中学校は30分で通えるところを、私立の学校に1時間かけて通うとなると1日1時間の差が出ます。また交通費もかかります。

中学受験塾に3年間通うと少なくとも200万はかかります。私立中高一貫校に進学すれば6年間で600～700万はかかります。高額となるため、これだけお金をかけたのだから、子どもはいい中高一貫校、いい大学に進学し、いい就職ができるはずだという、費用対効果として中学受験を考えてしまうご家庭もあるようです。そういった考え方は子どもにプレッシャーを与え、子どもが自分で生きていく力を潰しかねません。やはり、なんのための中学受験なのか、ご家庭でしっかりとした軸を持つことが大切です。

受験を視野に入れ、塾を探してみようとしても県内にも多くの塾があり、どの塾を選べばいいのかというところで悩むこともあるかと思います。ご家庭の考える教育に合った塾選びが重要かと思います。通塾に関して重要視される点は主に次の３点が挙げられます。

→自転車や歩いて遠くに行くのは不安が大きいため、スクールバスを運行している塾も少なくありません。

→「勉強やりたい！」と感じるようになるに越したことはありません。しかし、子どもにとって勉強とはな垢中楽しく思えないものです。そこで「やらされている感」ではなく「やろっかな」「楽しい」と感じられる授業を行っているか。という点は重要視されています。

→２にもつながりますが、友達に会いに塾に行き、勉強して帰るというのがモチベーションになってもいいという考えもあるかと思います。特に「中学校受験をする子」というのは公立小学校では特別視されがちです。塾で同じ境遇の友達と顔を合わせることで、ほっとする場所になりえます。また、広島県は私立中学校もそんなに数が多くないので、塾で切磋琢磨してきた友達が一緒に入学となれば、中学校受験で人間関係を再び一から作るときに友達が一人いるだけでも心強くなるはずです。

広島では老舗の中学受験専門塾で、もともとは家庭で使う教材を作っていた会社らしく、宿題や予習復習は多めとのことなので、家でも机にしっかり迎える子にはピッタリかと思います。
また、広島市内に4校、呉・東広島に1校ずつと、自宅から通いやすい場所を選びやすく、通学が大変な子の為に土曜日のみ通塾する、「土曜コース」もある様です。

広島ではおなじみの塾です。学習習慣を身に付けるところから始めるという塾で市内にも8校ほどあるので通いやすい場所は見つけられそうです。
スクールバスも充実しており、安心して通塾させられそうですが、校舎によっては高校受験のみの校舎もあるので確認が必要です。

広島ではおなじみの塾です。学習習慣を身に付けるところから始めるという塾で市内にも8校ほどあるので通いやすい場所は見つけられそうです。
ここもスクールバスが充実しており、安心して通わせることができそうです。校舎によっては高校受験のみの校舎もあるので確認が必要です。

ここは、中学受験だけでなく、中学校進学を見据えた学習のサポートや理科の実験、パズルなど多くの学習システムを用意しており、「受験」ではなく「学ぶ」という事を大切にしているようです。しかし、やるときはしっかりやるというメリハリもあり、学習合宿も行っているようです。

医学部大学を目指す方向けの長井ゼミの中学校受験部門。中学受験塾としてはまだ歴史が浅いようですが、広島でも有数の塾の中学校受験部門として注目されているようです。
少人数制で復習がメインのカリキュラムとなっている様です。

ここも、広島では老舗の地域密着型の塾です。校舎は西広島と幟町にあります。テストも少し変わっていたり、算数オリンピックにも力を入れていたりと、塾外の学力を試す機会に積極的であることもユニークだと思います。

中学校受験(塾)についてまとめましたが、子供と一緒に考えお互いに納得して志望校を決めるという事、どうして受験するのかをお互いに理解する事。この２つがとても大切と感じました。その上で、中学受験するかしないかを決めたほうが良いと思いました。

中学受験をする場合、ご家庭により考え方は違うと思います。親の立場からするとどうしても大学受験に向けて先行投資的に大学進学実績ばかり重視してしまいがちです。
しかし、建学の精神や中高一貫でのクラブ活動、最新教育など、私立中学校ならではのメリットを踏まえた学校選びをすることが必要だと感じました。