転職のための広島生活情報

入職者・離職者の状況

令和6年の入職者数は747万人で、その内訳は、
転職による入職が492万人、未就業者からの入職が255万人となっています。
なお、未就業者のうち新規学卒者は120万人です。

転職入職者の賃金変動状況

・増加:40.5%
・変わらない:28.4%
・減少:29.4%
⇒「給料が上がった人」が「下がった人」を11.1ポイント上回る

退職理由

男性の転職理由
1.定年・契約期間の満了:14.1%
2.給料など収入が少なった:10.1%
3.会社の将来が不安だった(前年比+2.2pt)
※「その他の個人的理由」を除きます。
女性の転職理由(上位)
1.労働時間・休日などの条件が悪かった:12.8%
2.職場の人間関係が良くなかった:11.7%
※「その他の個人的理由」を除きます。

産業別に見た入職率・離職率の特徴

入職者が多い業界

1.卸売業・小売業:138万人
2.宿泊業・飲食サービス業:121万人
3.医療・福祉:115万人

離職者が多い業界

1.卸売業・小売業:142万人
2.医療・福祉:113万人
3.宿泊業・飲食サービス業:107万人

年齢階級別に見た転職入職率の傾向

年齢層ごとに見てみると、20〜59歳の範囲では、女性のほうが男性よりも転職する割合が高い傾向があります。
また、パートタイムで働いている方は、年齢に関係なく、比較的転職が活発です。
一方で、60歳以上になると、男性の転職の動きが目立つようになります。

まとめ|雇用動向調査から読み取れる転職市場のポイント

転職は、特別な決断というよりも、これからの働き方を考えるうえでの身近な選択肢のひとつです。
条件や環境をしっかり見極めれば、収入アップにつながるケースも少なくありません。

ただし、選ぶ業界や雇用形態、働き方によって、その結果は大きく変わります。
そのため、転職を考える際には、

・なぜ転職を考えているのか
・収入、安定、働きやすさのうち、何を大切にしたいのか

を一度整理してみることが大切です。
厚生労働省:令和6年「雇用動向調査」より
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