転職ノウハウコラム

【製品開発(化学)職】職務経歴書テンプレート(無料ダウンロード可)|書き方と記入例

職務要約

大学卒業後、株式会社〇〇〇〇に入社し、製品開発(化学)職として〇年間勤務してまいりました。化学製品・機能性材料の開発を中心に、顧客ニーズの把握、原料選定、配合設計、試作、物性評価、分析、製造条件の検討など、開発から製品化までの業務に携わってきました。

既存製品の性能改良や新製品の開発に加え、実験計画の立案、評価データの解析、量産化に向けた製造部門との調整、品質問題への技術的対応なども担当してきました。また、性能・品質・コスト・安全性のバランスを意識し、開発期間の短縮や製品品質の安定化にも取り組んできました。

職務経歴

株式会社〇〇〇〇(20XX年4月~現在)

事業内容 化学製品・機能性材料の研究開発、製造・販売
雇用形態 正社員
職種 製品開発(化学)職
資本金 〇〇〇百万円
売上高 〇〇〇億円(20XX年)
従業員数 〇〇〇名

担当業務

製品企画・開発テーマ立案

市場動向や顧客からの要望、既存製品の課題を整理し、開発目標となる性能、使用条件、コスト、品質などの要求事項を明確化しました。営業部門や技術部門と情報を共有し、開発の方向性を検討しました。

競合製品や関連技術の調査を行い、目標性能、評価項目、開発スケジュールを設定したうえで、新製品開発や既存製品改良のテーマ立案に携わりました。

配合設計・処方開発

製品に求められる機能や物性を実現するため、主原料、添加剤、溶剤などの組み合わせや配合比率を検討し、試作品の処方設計を担当しました。

配合条件による粘度、強度、耐熱性、耐薬品性、安定性などの変化を比較し、要求性能と製造性、コストを両立する処方の最適化に取り組みました。

試作・実験計画

開発目標に応じて検証すべき要因を整理し、配合比率、温度、時間、混合条件などを設定した実験計画を立案しました。実験条件と評価方法を統一し、結果の比較ができるようにしました。

ラボスケールでの試作を実施し、試料の作製条件や観察結果を記録しました。得られたデータをもとに次の検証条件を設定し、試作と評価を繰り返して開発精度を高めました。

物性評価・分析

試作品および既存製品について、粘度、硬度、強度、密度、耐久性、熱特性など、製品特性に応じた物性評価を実施しました。規格値や目標値との比較を通じて、性能を確認しました。

必要に応じてFT-IR、GC、HPLC、DSC等の分析手法を用い、成分や化学的特性、劣化要因などを調査しました。測定結果を整理し、配合・工程条件と製品特性の関係を考察しました。

原料・材料の選定・評価

新規原料や代替材料の検討にあたり、原料の組成、特性、供給安定性、価格、取り扱い上の注意点などを比較し、開発目的に適した候補材料を選定しました。

原料メーカーから技術資料やサンプルを入手し、適合性や配合時の影響を評価しました。コスト低減や調達リスクの分散を目的とした代替原料の検討にも取り組みました。

スケールアップ・量産移管

ラボで確立した配合・製造条件を量産工程へ展開するため、混合順序、温度、撹拌条件、反応時間などの製造パラメータを検討しました。

製造部門と連携して試作設備や実機でのテストを行い、品質の再現性、作業性、歩留まりなどを確認しました。量産時に発生した課題については原因を分析し、条件の見直しを行いました。

品質・安全性・法規制対応

開発段階から品質基準や安全性に関する要求事項を確認し、試作品の規格適合性、保管安定性、取り扱い条件などを検証しました。品質保証部門と連携し、評価結果を整理しました。

化学物質の取り扱いではSDS(安全データシート)や社内安全基準を確認し、必要に応じて関連法令への適合確認を担当部門と進めました。実験時のリスク評価や安全な作業手順の徹底にも取り組みました。

技術文書・開発資料の作成

開発テーマごとに試験計画書、実験記録、評価報告書、配合表、製品仕様書などを作成・更新し、開発内容と検証結果を再現できるよう整理しました。

試験条件や測定データ、処方変更の経緯を記録し、社内で共有しました。また、必要に応じて特許調査や出願検討に関する技術情報の整理にも協力しました。

開発課題の改善・部門連携

試作で目標性能に達しない場合や量産時に特性が変動した場合には、原料、配合、測定条件、製造条件などの要因を整理して原因を検討しました。

営業・製造・品質保証・調達などの関係部門と課題や進捗を共有し、改善案の実施と効果確認を進めました。得られた知見を次の開発テーマにも活用し、開発業務の効率化に努めました。

実績・工夫した点

  • 化学製品・機能性材料の開発テーマ〇〇件を担当し、試作から評価・製品化までを推進
  • 配合比率や原料の見直しにより、目標とする強度・耐熱性・安定性などの性能向上に貢献
  • 実験条件と評価項目を標準化し、試作結果の比較精度や検証作業の効率を改善
  • 代替原料や配合処方を検討し、製品性能を維持しながら原材料コストの低減に貢献
  • 製造部門との連携により、量産時の品質変動要因を特定し、安定生産につながる条件を整備
  • 試験記録・配合表・評価報告書を整備し、開発情報の共有と試作の再現性向上に貢献

資格

  • 危険物取扱者(甲種)(20XX年XX月取得)
  • 化学分析技能士〇級(20XX年XX月取得)
  • 公害防止管理者(水質関係第〇種)(20XX年XX月取得)
  • 品質管理検定(QC検定)〇級(20XX年XX月取得)
  • 技術士補(化学部門)(20XX年XX月取得)
  • 普通自動車第一種運転免許(20XX年XX月取得)

活かせる経験・知識・技術

化学製品の研究開発・配合設計

  • 顧客要求・市場ニーズに基づく製品開発テーマの立案
  • 化学製品・機能性材料の配合設計・処方開発
  • 原料・添加剤・溶剤の選定と代替原料の評価
  • ラボスケールでの試作・実験条件の設定
  • 粘度・強度・耐熱性・耐薬品性・安定性などの物性評価
  • 評価データに基づく処方・製造条件の最適化
  • スケールアップ検証・量産工程への技術移管
  • 試験計画書・製品仕様書・開発報告書の作成

化学・材料に関する専門知識

  • 有機化学・無機化学・高分子化学の基礎知識
  • 樹脂・添加剤・界面活性剤・溶剤などの材料特性
  • 反応条件・混合条件・分散条件の検討
  • 材料の相溶性・分散性・安定性に関する知識
  • 熱特性・機械特性・化学的特性の評価
  • SDS(安全データシート)の確認・化学物質の安全管理
  • 化学物質関連法令・社内品質基準の確認

分析・評価機器

  • FT-IR、UV-Vis等を用いた分光分析
  • GC、HPLC等を用いた成分分析
  • DSC、TGA等を用いた熱特性評価
  • 粘度計、硬度計、引張試験機等を用いた物性測定
  • 粒度分布測定装置・顕微鏡等を用いた形態観察・分散評価

データ解析・PCスキル

  • 実験計画の立案、試験条件・評価項目の整理
  • Excel(関数、グラフ作成、ピボットテーブル、データ集計)
  • 測定データの比較・傾向分析・原因仮説の検証
  • Word(実験計画書、試験報告書、製品仕様書等の作成)
  • PowerPoint(開発報告・技術提案・社内説明資料等の作成)

その他

  • 顧客要求を技術仕様・評価項目へ具体化する力
  • 実験結果を論理的に分析し、開発課題を解決する力
  • 品質・コスト・安全性・製造性を踏まえた判断力
  • 営業・製造・品質保証・調達部門や原料メーカーとの調整力
  • 試験記録や技術文書を整備し、開発知見を共有する力

自己PR

要求性能を製品仕様に落とし込む開発力

化学製品の開発では、求められる性能を把握するだけでなく、原料特性や製造条件を踏まえて実現可能な仕様に落とし込むことが重要だと考えています。顧客要求や使用環境を整理し、目標値と評価方法を明確にして開発に取り組んできました。

配合設計から試作、物性評価、改善までを一貫して担当し、性能面だけでなく量産時の品質安定性やコストにも配慮してきました。複数の条件を比較しながら、根拠を持って開発方針を判断することを心掛けています。

実験と検証を通じて課題を解決する改善力

開発では、想定どおりの結果が得られない場面もあります。その際は経験や勘だけで判断せず、変動要因を整理し、仮説に基づいて検証条件を設定することを大切にしてきました。

試作条件と測定結果を正確に記録し、再現試験や追加分析を通じて原因を絞り込むことで、要求性能への到達や品質の安定化につなげてきました。実験の進め方も見直し、効率的な開発を意識しています。

関係部門と連携し製品化を進める推進力

化学製品の製品化には、開発部門だけでなく、営業、製造、品質保証、調達、原料メーカーなどの協力が欠かせません。各部門の立場によって重視する条件が異なるため、目的や制約を共有することを心掛けてきました。

開発上の課題を測定データや試作結果とともに説明し、関係者と実現可能な対策を検討してきました。今後も化学・材料に関する専門知識と実験・評価経験を活かし、顧客価値のある製品開発と安定した製品化に貢献していきたいと考えています。

職務経歴書(製品開発(化学)職)の書き方のポイント

  • 開発した製品・材料分野を具体的に書く: 「化学製品の開発を担当」とだけ書くのではなく、樹脂、塗料、接着剤、洗浄剤、機能性材料など、実際に扱った製品分野や用途を記載しましょう。顧客業界や求められる性能も添えると、経験の専門性が伝わりやすくなります。
  • 開発工程のどこまで担当したかを明確にする: 市場調査や製品企画、原料選定、配合設計、ラボ試作、分析・評価、量産移管のうち、自分が主体的に担当した範囲を明確にしましょう。開発全体に関わった場合は、特に責任を持った工程も記載すると効果的です。
  • 配合・分析・評価に用いた技術を記載する: 実務で使用した原料・材料、試験方法、分析装置、評価指標を整理して記載しましょう。FT-IR、GC、HPLC、DSC、粘度測定、強度試験などは、実際に使用したものに絞ることで、採用担当者が技術的な適合性を判断しやすくなります。
  • 課題解決の過程と自分の役割を書く: 「性能を改善した」だけでなく、何が課題だったのか、どのような仮説を立て、配合・工程条件をどう変えて検証したかを説明しましょう。測定結果から得た知見と、自身の担当範囲を具体的に示すことが重要です。
  • 量産化・品質改善・コスト改善の実績をアピールする: 新製品の立ち上げだけでなく、歩留まりの改善、品質ばらつきの抑制、代替原料への切り替え、コスト削減、開発期間の短縮なども重要な実績です。製造・品質保証など他部門と連携した経験があれば積極的に記載しましょう。
  • 実績は数値を使って具体化する: 例えば「試作条件を月20件評価」「耐久性を15%向上」「原材料コストを10%削減」「新製品〇件を量産化」など、実績に即した数字を示しましょう。数値が開示できない場合は、改善率や担当テーマ数など、守秘義務に配慮した表現を検討しましょう。
  • 研究開発と製品化の経験を分けて書く: 基礎研究、材料探索、配合開発といった研究段階の業務と、量産条件検討、製造工程への移管、品質安定化などの製品化業務は分けて記載しましょう。志望する企業が重視する工程に合わせ、経験の優先順位を工夫すると伝わりやすくなります。
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