転職のための広島生活情報

広島の雇用情勢レポート 2021年5月

~広島の雇用情勢~
広島の雇用情勢は、回復基調にありそうですが、コロナによる影響もあり、求職数も増加傾向にあります。雇用調整助成金の問題もあり、予断は許しませんが求人傾向としては明るい兆しが見えます。

有効求人倍率

広島の有効求人倍率は、[1.34]で前月より0.03改善しています。
2021年1月から4ヵ月連続で改善していることになります。
全国平均は1.09で、全国で11番目となっており、全国的にみても広島は回復基調に乗っていると想定できます。

内訳は、有効求人数が1.7%増加して、3ヶ月連続で増加しています。
有効求職者数は、0.2%減少して、2ヶ月ぶりに減少しました。

地域別にみると、
広島が1.57、広島東も1.57で高く、
廿日市0.45、可部が0.56で低位となっています。

新規求人

新規求人を産業別でみてみます。

増加している産業は以下の通りです。

宿泊業,飲食サービス業(358 人、41.0%増)
サービス業(319 人、13.1%増)
製造業(314 人、19.2%増)
生活関連サービス業
娯楽業(178人、40.0%増)
建設業(75 人、4.9%増)
学術研究,専門・技術サービス業(49 人、10.9%増)、
教育,学習支援業(44 人、20.9%増)

現象している産業は、以下の通りです。
卸売業,小売業(▲1,910 人、34.5%減)
医療,福祉(▲392 人、8.5%減)
運輸業,郵便業(▲304 人、22.1%減)
情報通信業(▲39 人、10.5%減)

転職エージェントのコメント

今回の数字は、転職エージェントとしての現場感覚とも一致しています。企業の採用意欲は、コロナ渦の底を脱して回復しているようです。その反面、人の動きは停滞しているように思います。広島の労働市場では、人の動きが停滞し、企業の採用意欲が高まっている今は転職のチャンスとなりそうです。
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